健康とは何か?を日々考える。
それは、健康とは何か? ・・・です。
今日ふと頭に思ったのは、やっぱり一番大事な組織は「神経」なんじゃないかと思いました。
血管のコントロールをしているのも神経、リンパ系のコントロールをしているのも神経、・・・・・・何もかもコントーロール、制御している大元は神経の働きだなと改めて思いました。
東洋医学の言葉に「気血(きけつ)という言葉があります。」
気血という言葉を用いる時に多い例は、
例えば
「気血が滞っていますね~。」
とかですかね。
言葉のまんまなんですけど、「気はそのまま気」を表していて、「血(けつ)は血(ち)です。血液です。」
つまり血の滞りとは「血流」です。
では、気が滞っているとは、どういう事なのか?
気とは目に見えないものの働きを指しているので、物理的にどの組織の事を言っているという事は無いのですが、
9割方同じ意味合いで使われている物理的組織と言ったら、やはり「神経」なんです。
昔はまだカラダの中身の事(位置、働き、何が入っている)が今よりも分かっていなかったので、「腑分け(ふわけ)」をすることで、色々とカラダの仕組みなどカラダの中身の事が良くわかってきました。
腑分けとは、解体や解剖の事です。
東洋医学は4000年やら5000年やらといった歴史がある医学です。
ですが、最初の数千年は、今ほど詳しくカラダの(中身の)構造は詳しく調べられる技術が無かったのではないしょうか?
それと、数千年の歴史の中で、何度も後世に伝える事ができなくなった時代もあるのではないでしょうか?
戦や天災等によって(資料等が無くなってしまったりして)。
なので、あいまいな表現として「気」という言葉を用いたのではないでしょうか?
神経の働きは、今でこそ色々と分かってきていますが、「気持ち」や「精神」などは、物理的に言えば、「神経」か「細胞」です。
こういった神経の働き以外の部分の組織の働きも一緒くたに含め、「気」という表現を用いているのではないかと思います。
ただ何度も繰り返しになりますが、
9割方「気」と「神経」は似ています。
だから、物事をすべて物理的に考えて置き換えた時には、神経の働きを高めるということは、イコール気の働きを高める、整える、といった事が言えるのではないでしょうか?
すなわちこの状態がカラダの「健康」と言える状態に最も近い状態なのではないでしょうか?
補足的な情報を与えます。
気の通りというのがあります。
それを、「経絡(けいらく)」と呼びます。
そして、経絡とは、無数にカラダに点在している「ツボ」を結んだ(カラダの)線(ライン)です。
つまり、経絡上に問題の無い状態というのが、気が正常に通っているという状態を指します。
以上があれば、そこの経絡上のツボに指圧や鍼、灸などをして、ツボの状態の正常化を施術で整えたりします。
(他にも、ツボや経絡の整え方には、漢方や風水など学問は多種ありますが。)
そして、西洋医学のカイロプラクティックには、イネイトインテリジェンスという言葉があり、この言葉は東洋医学的に言う「自然治癒力」を指します。
このイネイトインテリジェンスの通り道こそ、神経の走行上となるのです。
本題に戻ります。
つまりは、その他1割や、1割以下の先天的な要素の「細胞レベル」や「遺伝子レベル」でのカラダの問題を除けば、ほとんどは「神経の働きの正常化」をおこなえれば、人は限りなく健康な状態へと近づけていけるのではないでしょうか?
後天的に悪くしてしまった細胞組織や遺伝子も、神経の働きを良くすることで、傷ついてしまった細胞や遺伝子も、ほとんどのものは神経の働きを正すことで理論上は治せますし。
なので、神経の働きを阻害してしまうあらゆる要素や問題を、どんどんとクリア(きれい)にしていく事によって、もっともっと人は健康になれると思います。
「もっとたくさん人を健康に」をモットーに、これからもがんばりますので、一緒に健康にがんばりましょう!!